砕石とは

砕石とは、切り崩した山(岩石鉱床や鉱石鉱床)から採掘した天然の岩石を、ジョークラッシャーと呼ばれる破砕機を使って破砕し、使用用途に応じた大きさに加工したものです。
砕石は、道路舗装用のアスファルトやビルを作るコンクリートなど様々な場面で使用されており、街を造る為の重要な役割を担っています。
また、取り壊したビルや道路から廃棄されるコンクリート、取り壊した家から廃棄される瓦などを回収し、再利用できる大きさに加工した、再生砕石、再生合材用リサイクル材などもあります。

砕石の作り方

  1. 山を崩し岩石を掘り出します

    神石高原町 砕石場

    切り崩した山の斜面から岩石を効率よく運搬できるよう、採掘場の設計を行います。
    大型のショベルカーを使って岩石を掘り進め、岩盤の硬い部分はダイナマイトで破壊することもあります。
    採掘した岩石はオープンシュート方式により下段に落下させ、タイヤショベルを使ってジョークラッシャーに運びます。

  2. ジョークラッシャー(破砕機)を使い大きな岩石を小さく砕きます

    破砕機

    ジョークラッシャーを使用し、岩石を使用用途に応じた規格の大きさに砕きます。
    破砕は、岩石を圧縮することで行い、規格の大きさになるまで段階的に行います。

  3. 破砕した砕石をベルトコンベアで運びます

    神石高原町 ベルトコンベア

    破砕した砕石はベルトコンベアで運びます。
    ベルトコンベアで運ぶ最中に、様々な大きさにふるい分けを行います。

  4. ふるい分け後ストックヤードに保管します

    神石高原町 ストックヤード

    用途に応じた規格の大きさに選別し、それぞれの場所に保管します。

  5. 作業中に発生する砂埃は集塵機を使って除去します

    集塵機

    砕石をベルトコンベアで運搬している際に、集塵機を使用して多量の粉塵を除去します。
    周囲の生活環境を守るためにも粉塵の除去は必要不可欠です。

安全対策について

弊社では、下記の安全対策を実施しています。

  • 朝のミーティング時に行うKY活動により危険予知を行う
  • 運用機器の日常点検と定期点検を行い、機械トラブルを未然に防ぐ
  • 作業員の指差し呼称を徹底する
  • 各種安全講習を受講する
  • 運輸局指導の教育指導に従って作業員の安全教育を実施する
  • 岩石爆破作業の消防署への許可申請と作業時の安全対策を徹底する

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